SYSTEMS ONLINE 2024

HAPPY NEW YEAR! 2024

突然ですが、昨年猛威を振るったマエウウェアについて

 ウェブブラウザーを使用中にこの画面が突然表示されたらどうする?
金銭要求のマルウェアです。 決して下の[Ignore][Scan]ボタンをクリックしてはいけません。
ハッカーのサイトに誘導され金銭要求の電話につながります。
ではどうする?

この画面を消す方法

「タスクマネージャを起動してこの画面を表示しているタスクを停止させます。」

【具体的な方法】

1.タスクマネージャの起動→スタートボタンを右クリックして「タスクマネージャ」を選択
2.タスクマネージャのウィンドウが開いたら名前の欄からブラウザ(Microsoft Edg Googl Chromeなど)を見つけて選択し、[タスクの終了]ボタンをクリック

以上です。説明は非常に簡単ですが、知らなければ立ち往生してしまいます。これは実際に弊社お客様で遭遇したものです。あわてずにご相談ください。

昨年は弊社にとっても政府の新制度対応に大変忙しい年でした。

(1)令和5年10月1日から施行された「インボイス制度」への対応
(2)令和6年1月1日施行の「電子帳簿保存法」の具体的対応

 弊社が提供する業務システムの改修、アップグレードでは大変お世話になりました。

期日までに改修が終わることができたことについてご協力を感謝申し上げます。とりわけ現場担当ユーザー様にはお忙しい中ためになるご意見ご要望をいただきありがとうございました。

4Dの素晴らしさを再認識

 弊社が提供する業務システムの開発プログラム言語「4D」はフランスフォーディー社が提供するもので、このような改修に柔軟にそしてスピーディーに対応できる素晴らしい言語です。今回の改修でその素晴らしさを再認識いたしました。

 弊社ではいかなる業務システムもデータベース(DataBase)ととらえ、検索、集計、問い合わせなどコンピュータ操作がエンドユーザー(具体的な事務担当者)の誰でもが簡単に操作できるような工夫を凝らしています。業務内容が変化しても柔軟に対応することができ、同じような作法で業務を遂行できるように工夫しています。

 この4Dとの出会いは約35年前に遡ります。当時は業務プログラムはCOBOL言語で開発されるのが主流でした。プログラマーもたくさんいましたが、DBを操るにはあまりにも固定的でユーザーの要求に即座に対応することができませんでした。当然納期もかかることになり開発コストもかさみました。そうした中であるとき東京でのビジネスショーで4Dに出会いました。当時は4thDimensionと呼んでいました。対応コンピュータはApple社のMachintoshだけでした。その後Windows95にも対応し、いくつものバージョンアプを重ねて素晴らしい開発言語に成長しました。この開発言語はフランスの4D社によって開発されたものです。エレガント、フレキシブル、パワフル、スピーディー、ユーザーフレンドリー・・・etc。これを超える言語は他に例を見ません。MacとWindowsが混在するシステムに自在に対応可能です。現在はウェブブラウザー(Microsoft Edg、Google Chromeなど)で操作できるようにウェブサーバー機能を内包し、またExcelやWordに相当するOffice機能も内包しています。より現実的で業務システムに必須となるコンポーネント(ソフトの部品)を利用することができます。電子帳簿保存に必要なPDF保存(書き出し)ももちろん可能です。弊社はこの4Dをメインの開発言語として活用してまいります。1月24日に5年ぶりにディベロッパーカンファレンス(開発者会議)が開催されます。弊社もこれに参加して最新の開発技術を学んでくる予定です。その結果はこのホームページにて報告いたします。

さて今年度のテーマはクラウドかオンプレミスか?

 2年ほど前からクラウドについて研究してまいりました。サービス会社も増えさまざまな手法でサービスを提供しています。しかしそれを扱うにはある程度のコンピュータリテラシー(簡単に言えばパソコン知識)が必要です。

とにかくカタカナ用語が多く一般ユーザーにはハードルが高いのではないでしょうか。社内で専門の担当者(通称情シス=情報システム部=システムエンジニア)が決まっていれば別ですがそのような担当者を決める(雇用する)のは現実的に難しい面があり、とかく軽視しがちな分野です。とはいえけっして無視できない分野です。オンプレミスはクラウドに対抗する概念です。簡単にいえば社内サーバーのことです。すでに業務システムを社内サーバーで運用しているところはオンプレミスといえます。ただそのままでいいかといえばそうでもありません。使い分けが肝心です。いまのところ一部の機能をクラウドに移行するというのが現実的です。例えばファイルのバックアップ先をクラウドにするなどです。ただし容量は十分ではありません。当然容量の大きさによってサービス料金が変わってきます。決済のためのユーザーアカウントが必要です。細かいチェックポイントがあるのです。そしてこれらを管理する管理者が必要となります。

 ということでお客様においてはコンピューターリテラシー、ネットワークリテラシーを身につけるために微力ながら弊社がお役に立てることを願っています。

本年もよろしくお願いいたします。

令和6年元旦

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